建築雑誌 2010年11月号 エフェメラ(ephemera)-短命な建築媒体を後世に
■特集 エフェメラ(ephemera)-短命な建築媒体を後世に
・特集イントロダクション
アーカイブの現れ出ずる場所へ 中谷礼仁
・特集主旨 当事者の声を集めて 山口俊浩
第一部(現状)当事者による取組み
・鼎談 建築媒体にまつわる問題提起 藤岡洋保×長谷見雄二×甲野正道
・事例1 資料所有者(個人)の取組み
-がらがらキャビネット 山田達郎
・事例2 資料所有者(組織)の取組み
-建築工事における書類・図面の電子化 保存ガイドライン 中谷晃治
・論考 蒐集の対象とするために必要な要件
-建築アーカイブから見えてくるもの 松隈洋
第二部(課題)在来の媒体はどう生き残るか
・事例1 模写の現場から 村岡ゆかり
・事例2 銀塩写真の現場から 小山優子
・論考1 現用であり続けること1
-建築書の25年を振り返って 荒田哲史
・論考2 現用であり続けること2
-建築資料のトリセツと製造レシピ 津村泰範
・論考3 媒体を短命にする要因 青木睦
第三部(展開)市場価値の開拓
・間取り1 企画展への取組みによって映し出される建築アーカイブにおける
課題と展望 南條史生+前田尚武
・事例1 資料集成としての蓄積と発信 グラハム・ヤング
・事例2 教育コレクションの形成 岸泰子
・間取り2 建築資料の国際化 伊東豊雄
第四部(展望)千年先を見て
・間取り 蓄積と国益 高山正也
・事例1 環境を整える 包材開発の現場から 神谷修治
・事例2 寿命を延ばす 修復の現場から 安田智子
・座談会 短命な建築媒体を後世に
竺覚暁×松岡資明×中谷礼仁×後藤治
編集後記 媒体の継承と活用に向けて 山口俊浩
■連載
・日記のなかの建築家たち
第11回 アンビルト・アーキテクトたち 中村敏男
・オン・サイト
羽田空港、2010年9月5日、日曜日、18時 山岸剛
・The Long Distance Chat
身体経験としての建築 ディディエ・フォスティノと語る
ディディエ・フォスティノ×禅野靖司
・特集を読んで(2010年9月号 特集=建築年報2010 建築学会総スクラム)
総スクラムで、前へ 大西若人
10年一昔 布野修司
2010年度支部共通事業日本建築学会設計競技入選作品
「大きな自然に呼応する建築」
2010年度日本建築学会技術部門設計競技入選作品
「建築ストックを活用した新たなビジネスモデルのための技術とデザイン」
活動レポート
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:118
発行年:2010.11
