建築雑誌 2011年06月号 建築の境界
■目次
・会長就任の挨拶 原点に戻り、より良い建築を 和田章
・東日本大震災緊急報告
緊急座談会 東日本大震災とこれからの建築・都市・国土/
蓑原敬×藤本昌也×芦原太郎×岸井隆幸×佐藤滋×南一誠
■特集主旨 境界の可塑性と可能性 豊嶋太朗
□第一部 境界の制度化
対談 建築の境界と制度 服部岑生×平山洋介
□第二部 境界ルポ
・1 シェアハウス シェアハウスは、単身者たちの混ざり住む新集住スタイルへと進行中 丁志映
・2ネットカフェ 建築法規の際のオンパレード マンガ喫茶の臨界としての出会いカフェ 北川啓介
・3 ドヤ ドヤ街「山谷」の変容─そこに生まれた居住支援のかたち 大崎元
・4外国人 「共存」を試みた団地の人々─千葉県の南米日系人集住団地 酒井アルベルト
・5 フリースクール 建築・教育の制度境界におかれる子どもの居場所 垣野義典
・6 福祉施設 ALSと在宅独居─生き続けるための場所 阪田弘一
・写真 宮下公園、2011年2月21日、月曜日、12時山岸剛
□第三部 境界の読み方
・論考1 メトロポリスと臨界の風景 内田隆三
・論考2 福祉社会へ向けた主体と環境の相互デザイン 早田宰
・論考3 放浪者の地図──臨界の行方 西澤晃彦
□第四部 境界の建築化
・座談会 建築確認の現場から見た境界 春原匡利×秋葉勝巳×志田努
・論考1コンテナ論 災害と建築臨界──東日本大震災 牧紀男
・論考2不動産 精神障害者が自分の家で暮らすには 岡本和彦
・論考3まち普請 市民による新たな公共的施設の整備──ヨコハマ市民まち普請事業 肥山達也
・編集後記
内側からみる境界、外側から見る境界 豊嶋太朗
少しでも幸福に生活を送るための空間をつくる 饗庭伸
内側=通常性の島 伊藤俊介
□連載
・The Long Distance Chat
ポルトガル建築のアイデンティティ 志岐豊×戸田穣
・日記のなかの建築家たち
第18回 ウィーンで会った建築家たち 中村敏男
・オン・サイト
川崎市川崎区、2011年3月17日、木曜日、19時 山岸剛
・特集を読んで(2011年4月号[特集=日本のデザイン×ビルド])
棟梁の精神 変わることのないことづくり、ものづくりの原点 村松映一
発注責任を持つ建築主のもとでは設計と施工の
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:130
発行年:2011.06
