建築雑誌 2011年10月号 検証:東日本大震災と建築学会
■目次
・連載
ON SITES 山岸剛
尾形家被災文書、リアスアーク美術館、2011年7月19日、火曜日、13時
万石浦、宮城県石巻市沢田、2011年7月20日、水曜日、14時
宮城県石巻市北上町十三浜、
本設住居敷地(施主:工学院大学)2011年7月19日、火曜日、9時
・東日本大震災緊急報告
公共施設の被災状況と地域生活のひずみ/坂口大洋
災害時の医療の継続と医療施設の役割/厳爽
命と暮らしを守りつなぐ場──高齢者介護施設の被災/石井敏
小中学校の再開運営の実態/伊藤俊介
公共文化施設の被災状況と復旧への断片/坂口大洋
■特集主旨 東日本大震災を検証する/牧紀男
・第一部
座談会 検証:東日本大震災と建築学会/
尾島俊雄×進士五十八×川島一彦×佐藤滋×和田章
・第二部
構造論1 福島第一原子力発電所の放射能漏洩事故とその背景/秋山宏
構造論2 建築者の責任/木村建一
「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」掲載について/内田祥士
付録 発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針
構造論3 津波と建築構造/中埜良昭
・第三部
配置論1 集落の復元力と三陸集落の再生の視点/重村力
配置論2 津波と土地利用 人口減少時代を踏まえた防災のための
土地利用規制の可能性について考える/姥浦道生
配置論3 建築計画はどの程度の災害までを想定すべきか/吉村英祐
・第四部
環境エネルギー論1 震災と建築・都市エネルギーシステム/下田吉之
環境エネルギー論2 復興に向けて 建築学会への期待/外岡豊
環境エネルギー論3 再生可能エネルギー再考/田中俊六
・第五部
システム論1 東日本大震災における応急仮設住宅の建設について/高見真二
システム論2 コミュニティ・アーキテクト(地域建築家)制度の確立へ
被災地の最も深い現場で、無数の地域再生の経験を/布野修司
システム論3 東日本大震災と建築ジャーナリズム/五十嵐太郎
・編集後記
震災を考える/内田祥士
3.11から5カ月を経過して まちの再開を考える/牧紀男
建築学会が背負った課題/高口洋人
・連載
日記のなかの建築家たち
第22回 ドイツ日記/中村敏男
特集を読んで(2011年8月号[特集=シミュレーション・デザイン])
シミュレーションを担うコンピュータ/長島雅則
シミュレーションの妖しさを払うために/日色真帆
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:108
発行年:2011.10
