建築雑誌 2011年11月号 国・人・土のデザイン I-アーカイブとしての東北
■特集 国・人・土のデザイン I-アーカイブとしての東北
・対照マップ 津波被災地の100年前と今/明治大学 建築史・建築論研究室
・特集主旨 蓄積から学ぶ/中谷礼仁
・巻頭インタビュー 8000万人の日本列島/赤坂憲雄
東日本大震災緊急報告
・応急仮設住宅の住みこなし/岩佐明彦
・グループホーム型仮設住宅-特殊解から一般解としての仮設住宅へ/石井敏
・札幌へ避難してきた人々/森傑
第一部 蓄積から学ぶ
・論考1 「開発」に翻弄され続けてきた「東北」/北原啓司
・論考2 計画遺産のアーカイビング 三陸地方の復興計画史からの展望/中島直人
・論考3 海・漁村集落へのまなざし/後藤春彦
・論考4 事後のアーカイビング:山口弥一郎に学ぶ/青井哲人
・論考5 蘇えらせよう、津波碑の教訓/北原糸子
第二部 震災のアーカイビングから
・論考1 集落/民家の状況-宮城1000のムラの継承・修復・転生を考える/大沼正寛
・論考2 近世以来の家伝資料から-水戸德川家の記憶/德川眞木
・論考3 近代の芸術活動における象徴から-六角堂の流出への対応/小泉晋弥
・論考4 現代美術を通じた文化蓄積の試みから-福島県須賀川市と東日本大震災/神山俊一
・古、今代建築の被害状況リスト 国指定等の主な歴史的建造物における被害状況/本号編集委員会とりまとめ
第三部 アーカイビングから国土のデザインへ
・ルポ 地域の蔵がなくなる 被災地の文化財の現在-尾形家再建プロジェクト、雄勝町まちづくりをとおして/話し手:尾形健+熊谷秋雄+川島秀一+小池淳一+田揚裕子+葉山茂+後藤治 執筆:柴原聡子
・インタビュー 「デジタルアーカイブプロジェクト」「未来へのキオク」Google担当者インタビュー/村井説人+馬場康次
・論考1 災害の記録/腰原幹雄
・論考2 東日本大震災後方支援の取組みから/菊池新一
■連載
・オン・サイト
尾形家、宮城県気仙沼市、2011年7月17日、日曜日、11時/山岸 剛
・日記のなかの建築家たち
第23回 続ドイツ日記/中村敏男
・特集を読んで
(2011年9月号[特集=建築年報2011-木/東日本大震災])
木材・木造の広がりと連携/有馬孝礼
建築の「明るさ」を忘れないために/大西若人
■編集後記
・「安全か、文化か」/中谷礼仁
・多様であること/山口俊浩
・以前、以後、地続きの文化/柴原聡子
・アーキビストとしての人間/青井哲人
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:130
発行年:2011.11
