建築雑誌 2012年04月号 残されしもの、生かされしもの
■特集 残されしもの、生かされしもの
・地域文脈の地層へ
残されし文化財
・残されし災害の記録に学ぶ 佐野賢治×高橋学×西和夫
・過去の災害情報を受け継ぐ文化財 大和智
・地域の文化財建造物にゆっくりと迫る危機 藤川昌樹
・東日本大震災復旧・復興に向けての官民協働活動
文化財ドクター派遣事業 永井康雄
・被災した文化財建造物に対する修復理念 武藤正幸
・「残されし歴史的建造物」の構造修復に向けて 花里利一
・失われた文化財 その問題点 上野勝久
・文化財レスキュー事業と文化財の救済 小谷竜介
・用と美を兼ね備えた景観 白砂青松の海岸林と平野の屋敷林
今西純一
・復旧・復興と考古学の役割 人間とモノの過去・未来 稲田孝司
・祭を再開する理由 東日本大震災以降の現状と課題 橋本裕之
生かされし有象無象
・残されしもの、生かされしもの それはがれきか記念碑か
中谷礼仁×頴原澄子
・構造エンジニアは残されし建物から何を読み取るのか 薛松濤
・損壊した漁港×漁村施設と漁場としての可能性 伊藤靖
・「ゼンカイ」ハウスから「福島第一原発神社」へ
飛躍する「生かされし」価値観 宮本佳明氏インタビュー
脇坂圭一
・曳家業者に聞く「液状化の現場」 石榑督和
・残されし基礎・敷地と所有システムの行方 松本裕
・失われし港町の歴史資源をつむぎながら 釜石・気仙沼・石巻
櫻井一弥×中津秀之×三浦卓也
・梅津章子
■連載
・建築の争点 「免震は万能となれるか」菊地優
・ケンチク脳の育て方
「離島や中山間との応答 農山漁村インターン」
田口太郎
・ケンチク脳の活かし方
「建築的ロジックをランドスケープに活かす」三谷徹
・地域いろいろ多様な日本
「小さな町の廃校舎が変身 徳島・上勝町」杉本真理子
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:76
発行年:2012.04
