同潤会に学べ 住まいの思想とそのデザイン
我々を魅了し続けてきた青山や江戸川などの同潤会アパートメント、今やその姿は永久に失われた。だが関東大震災後に誕生した同潤会の時代をリードした住まいの多様な試みは現在も多くの示唆に富む。長い間保存・再生に取り組んできた著者が万感の意を込めて綴る。
■目次
・はじめに 消える同潤会が問いかけるもの
・同潤会は何を手がけたか
・同潤会の原風景としてのアパートメント
・同潤会の土地探しと普通住宅事業の開始
・都市を意識した住まい 一戸建て分譲事業
・同潤会の建築を永く伝えたい
・おわりに 「新しさ」の源としての古さ
著者:内田青蔵
出版社:王国社
サイズ:195×138
ページ数:222
発行年:2004.01
