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吉阪隆正とル・コルビュジエ

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ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館、大学セミナー・ハウス、アテネ・フランセなどの名作をのこした戦後モダニズムの旗手、吉阪隆正。早大建築学科助教授在職の1950年フランスに渡り、初めてル・コルビュジエに会う。2年間のアトリエ勤務の後、帰国後はコルビュジエ著作の翻訳を積極的に行う。吉阪にとってル・コルビュジエ体験とは何であったのか。綿密な考証と明快な構成でヴィヴィッドに展開する気鋭の建築史家による書き下ろし。

■目次

・第1章 お坊ちゃまの肖像

忘れえぬ言葉/成長期/建築への興味/早稲田建築/伊東忠太/戦前の論考

・第2章 ル・コルビュジエとの出会い

煩悶する助教授/建築をめざして/出会いの光景/建築の強者/アトリエでの仕事/旅の見聞/惚れた弱み/住居学/巨匠の読み替え/住居学の変容/アジアへの視線/私の偶像/吉阪自邸/建築家の誕生

・第3章 代表作のかたち

浦邸/ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館/ヴィラ・クゥクゥ/海星学園/日仏会館/呉羽中学校/江津市庁舎/アテネ・フランセ/大学セミナー・ハウス/生駒山宇宙科学館

・第4章 人間の建築を求めて

可能性のコンクリート/形の意味の追求/対照性の併存/にぎわいの動線/自然への介入/海の建築、山の建築/焦土のコルビュジエ

・第5章 不連続統一体と有形学

吉阪研究室・U研究室/設計グループの個性/熱い場所/不連続統一体/有形学

著者:倉方俊輔

出版社:王国社

サイズ:四六

ページ数:253

発行年:2005.09