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奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅

セール価格 0円(税込)
コンディション:カバー小イタミ

庭つき2階建のテラスハウスが緑の小道をはさんで建ち並び、4階建の四角い団地棟も、コモンと呼ばれる中庭を囲む形で配置されている。

昭和30年代「日本住宅公団の時代」、田園都市的なイメージをもった公団住宅・阿佐ヶ谷住宅が誕生する。本書では、三人の研究者が、当時の公団職員、建築家、造園家、住民たちへの取材の蓄積と研究結果を重ね合わせ、阿佐ヶ谷住宅の魅力と意義を貴重な写真・図版を駆使して多角的に論じる。

■目次

序「ここは団地なのか?」 三浦展

阿佐ヶ谷住宅ができた時代/「すごくいい時代だった」昭和30年代前半のメッセージ

田園都市としての阿佐ヶ谷住宅

・第1章 阿佐ヶ谷住宅と建築家たち 大月敏雄・志岐祐一

前川國男、津端修一、大高正人/テラスハウスを絶妙にレイアウトした公団若手建築家/さすらいの建築家レーモンド/大きくなったら、家を建てる人にならないか/前川國男と集合住宅/公団晴海団地・前川と津端のコラボレーション/公団のために前川事務所が設計したテラスハウス/阿佐ヶ谷住宅の住棟構成/集合住宅の高さと低さ

 ・建築家の自邸 レーモンドの残したもの 大月敏雄

・第2章 阿佐ヶ谷住宅設計の舞台裏 大月敏雄・志岐祐一

絵になるような阿佐ヶ谷住宅/教科書的にも優秀な団地/魅力的な時代の雰囲気とデザイナーの意気込み/日本住宅公団における団地設計/団地会議/建築家・津端修一/富士見町型秘話/同潤会青山アパートと実験住宅/風土派としての津端修一/青戸団地にみる風土派の設計極意/キラ星みたいなスター/敷地がもっていた立派な都市計画/ゆるやかなカーブ/住棟配置/えたいの知れないコモン/阿佐ヶ谷住宅の樹木/周辺環境への配慮

 ・世界の住宅地と阿佐ヶ谷住宅 三浦展

・第3章 住まわれた阿佐ヶ谷住宅 松本真澄

生活の場としての阿佐ヶ谷住宅/阿佐ヶ谷団地ではなく阿佐ヶ谷住宅/阿佐ヶ谷住宅を買った人々/個人所有と社宅の混在/テラスハウスと中層棟フラットのお値段/阿佐ヶ谷住宅の分譲方法/阿佐ヶ谷住宅に移り住んだ人々/団地での暮らしと近所づきあい/テラスハウスの住み心地/テラスハウス・住み手の工夫/親睦会の結成/作り手の緑と住まい手の緑/善福寺川からの恵み

 ・地べたのデザイン 大月敏雄

・第4章 阿佐ヶ谷住宅のテラスハウス

テラスハウスとは?/日本のテラスハウスの原型/本格的テラスハウス登場/テラスハウス風の戦前集合住宅/2階建てカンタイ/和製テラスハウスの出現/ダイニングキッチン(DK)とダイニング(D)/公団にとってのテラスハウス/前川テラスをめぐる男の友情/前川テラスの特徴/前川テラスの変貌/前川テラス3団地比較

・あとがき 大月敏雄

著者:三浦展、大月敏雄、志岐祐一、松本真澄

出版社:王国社

サイズ:四六

ページ数:253

発行年:2010.01