形態デザイン講義
「構造デザイン講義」「環境デザイン講義」に続く東京大学講義第3弾。講義3部作の締め括りとして、本書では建築を100年単位で考える具体的な要素として、「技術の翻訳」「場所の翻訳」「時間の翻訳」の3つを提示。そしてその実践例である自作「島根県立芸術文化センター」と「日向駅」を採り上げ、それぞれの翻訳のプロセスをどのように組み立てていったのかを基本に立ち戻り解明する。「形こそは言葉なき対話の手段だ。そして無数の人同士が相互理解を深めるための基盤である」。人々に愛され使われ続けていく建築のあるべき形態デザインとは何か。
■目次
・「生み出すこと」と「教えること」 まえがきに代えて
・1章 総論
・2章 技術の翻訳
・3章 場所の翻訳
・4章 時間の翻訳
・5章 島根県立芸術文化センター
・6章 日向市駅
・7章 素形から素警へ
・最終章 三年後のあとがきに代えて
著者:内藤廣
出版社:王国社
サイズ:四六
ページ数:256
発行年:2013.10
