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人を動かす設計術

セール価格 2,035円(税込)

限界国家日本、建築で何ができるか、地方の衰退が言われて久しい。本書では著者が現在関わっている延岡市、京丹波町、五泉市、庄内町、八郎潟町での公共施設の設計を通じて、人々の関心を引出し、歴史に裏打ちされた地方の力を掘り起こすにはどうしたらいいか、自筆スケッチとともに考える。

■目次

・言葉としての建築

・限界国家日本、建築で何ができるか

 延岡市(宮崎県) 総合文化施設「野口遵記念館」

 京丹波町(京都府) 庁舎

 五泉市(新潟県) 文化・商業複合施設

 庄内町(山形県) 庁舎

 八郎潟町(秋田県) 庁舎

・「さまよい仕事」と「姿なき道連れ」

・古きを訪ねて、新しくなる

・見る、描く、考える 旅で学ぶということ

・出会った人、見つめた景色

・プロフェッショナルとはどういうことか

・近代建築の保存改修において何が問題か

・「建築の保存」 生かして使うことの大切さ

・現代建築の再生 何を、いかに、なすべきか

・建築と言葉の関係について

 映画「もしも建物が話せたら」から考える

 長島明夫・香山壽夫

・私の失敗 失敗はない方がいい、しかし挑戦は必要だ

・山の向うのもう一つの日本

著者:香山壽夫

出版社:王国社

サイズ:四六

ページ数:221

発行年:2019.09