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空間のちから

セール価格 2,090円(税込)

空間とは、和解の場である。

建築や環境が内包する空間とは、全てのものが流れ込み、もつれあい、そしてその和解を用意する場のことなのではないか。建築も都市も土木も考え抜く建築家・内藤廣の思考と実践の大いなる軌跡。

■目次

・まえがき

・復興における空間の力

1

 母なるものと父なるもの

 どこかにある場所とそこにいるわたし

 悠久なものの影

 七万年の眠り

 精度と文化

 言葉から空間へ

 「新しい凡庸さ」に向けて

 呼びかける市庁舎

 質実剛健な温かさを求めて

 直感の中に合理性を見出す

 包まれるということ

 3000人が一堂に会する

 まちづくりの道具

2

 住宅のあと味

 桜と木蓮

 家のディテール

 時の落しもの

3

 民家は生きてきた

 古民家で過去と未来を繋ぐ設計集団

 村野藤吾の格闘

 地の塩

 石原義剛館長との日々

4

 明治150年、建築をめぐる言葉の迷走

 建築と時間

 3・11から5年

 歴史・文化・風土とともにある建築の姿

 空間のビジョンを創るということ

 構築する意志と感情の熱量

 建築はほほえむ

 建築という精神

・あとがき

著者:内藤廣

出版社:王国社

サイズ:四六

ページ数:239

発行年:2021.02