オフィス進化論 オフィスはどこへ向かうのか
社会構造が「産業社会」から「情報社会」へと大きく変わる中で、オフィスの果たすべき役割もドラスティックに変化している。しかし、オフィスのかたちはこうした社会ニーズを必ずしも反映しているとは言えない。本書は、オフィスを「知識の創出」「知識の浸透」「知識の創出・浸透の継続的発展」の場ととらえ、21世紀のオフィスのあるべき姿を岡村製作所の研究スタッフが描きだす。
オフィス設計者のみならず、建築関係者、企業の経営・管理者層にもお勧めの書。
■目次
・はじめに
・1章 オフィスをとりまく環境の変化
日本のオフィスの変遷/経済環境の多様化/労働市場の多様化/情報通信技術の進展/今後オフィスに発生する課題
・2章 わが国におけるオフィスのあるべき姿
・3章 知識を創出する場
オフィスで創り出す知識とは/アイデアづくりのプロセス
・4章 知識を浸透させる場
データライブラリ機能としてのオフィス/コミュニケーションの場としてのオフィス/顧客に対して開かれたオフィスとしての機能
・5章 知識の創出・浸透を継続的に発展させる場
知識の喪失防止策/変化への柔軟な対応策/人間中心のオフィス環境
・おわりに
・参考文献・索引
著者:岡村製作所 オフィス研究所鯨井康志
出版社:日経BP社
サイズ:A4
ページ数:174
発行年:2005.05
