
博覧会の世紀 1851-1970
江戸時代の見世物から明治、大正、昭和におよぶ国内外の博覧会を辿る
1851年のロンドン万国博覧会から、パリ、ウィーンなど欧米各国に広まった博覧会。江戸時代から「見世物」の文化が根付いていた日本で、諸外国の博覧会をどのように受け入れ、独自の広がりを見せたのか。江戸時代の見世物から明治、大正、昭和におよぶ国内外の博覧会の歴史を、乃村工藝社所蔵の博覧会関係資料を中心に紹介し、人々が博覧会とどのように向き合ってきたのかをひもとく。
■目次
・博覧会の世紀 橋爪紳也
・序章 見世物から物産会、そして博覧会へ
・第一章 博覧会のはじまり
海外の博覧会
日本の博覧会
世界を魅了した日本の美術工芸
・第二章 大衆社会に広がる博覧会
近代的ライフスタイルへのあこがれ
帝国の拡大と博覧会
・第三章 戦後の博覧会
著者:橋爪紳也、乃村工藝社
出版社:青幻舎
サイズ:B5変
ページ数:176
発行年:2021.02