建築遺産 保存と再生の思考-災害・空間・歴史
建築史学・文化財保存学・建築論・地震工学・日本史学・日本思想史学・美術史学の専門家や建築家とともに、歴史的建造物の保存と再生に関わる問題について議論した、連続シンポジウムの記録。過去から未来へ建築と都市をデザインするための、六つのキーワード。
■目次
・序 保存と再生をめぐるさまざまな課題を解きほぐすために 野村俊一
・第1章 「理念」復興の眼差し
後藤治、足立裕司、光井渉
・第2章 「文化」更新される歴史と文化財
佐藤憲一、永井康雄、大川真、藤川昌樹
・第3章 「手法」修復の創造性
窪寺茂、伊郷吉信、西澤泰彦
・第4章 「空間」過去の読解とその作法
佐藤弘夫、長岡龍作、藤井恵介、田路貴浩
・第5章 「活用」潜在する再生力
矢野和之、花里利一、清水真一
・第6章 「産業」自活するコミュニティ
高橋恒夫、斎藤善之、青井哲人
・あとがき 是澤紀子、野村俊一
著者:野村俊一、是澤紀子
出版社:東北大学出版会
サイズ:四六
ページ数:540
発行年:2012.03
