反乱する都市 資本のアーバナイゼーションと都市の再創造
世界を震撼させている都市反乱は、21世紀資本主義をいかに変えるか?パリ・ロンドン暴動、ウォールストリート占拠、ギリシア・スペイン「怒れる者たち」・・混迷する資本主義と都市の行方を問う。
■目次
・序文 都市は誰のものか?ルフェーブルの構想
・第1部 都市への権利 金融危機、都市コモンズ、独占レント
都市への権利 資本のアーバナイゼーションへの対抗運動
金融危機の震源地としての都市
都市コモンズの創出
レントの技法 文化資本とコモンズの攻防
・第2部 反乱する都市 エルアルト、ロンドン、ウォールストリート
反資本主義闘争のために都市を取り返す
二○一一年ロンドン/ウォールストリート占拠
・付録 都市と反乱の現在 デヴィッド・ハーヴェイ、インタヴュー
・来たる都市革命 世界各地の都市反乱は新時代の始まりを告げるか
一九三○年代と現在の状況の類似/パリ・コミューンと現在の運動
都市政策と公共空間/都市における抵抗運動の可能性
「都市への権利」から都市革命へ 「反乱する都市」について
「反乱する都市」のテーマ/資本の論理をどう乗り越えるか?
都市の組織化について/中国の都市化/戦略の複数化
マレイ・ブクチンと国家/ユートピアの焦点としての都市
著者:デヴィッド・ハーヴェイ
出版社:作品社
サイズ:A5
ページ数:321
発行年:2013.02
