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ブリコラージュの伝言 私だけの人生図面

セール価格 1,650円(税込)

何かをなすためには、何が必要なのか。才能か、運命か、お金か、若さか?気鋭の建築家が、自分を見つめ、都市を見つめながら繰り広げる思索の数々。アトリエ・アンプレックス主宰の南泰裕さんによる初のエッセイ集。

■目次

・I それぞれの可能のかたち

いまこの瞬間に/何が必要なのだろう/才能について/なりたいもの・運命・書きたいもの/若さの条件/年齢を重ねる I -若さは特権か/年齢を重ねる II -高齢者建築はいかに可能か/ポピュラリティという問題/有名の加減について

・II 建築のまわりから

何かに惹かれること/職能のフォーム/コンピュータは思考しているのか/それで、自動設計は可能か/ハウ・ツーものの書物/住居論覚え書き I-「方法の問題」として/住居論覚え書き II-内在性/住居論覚え書き III-全部了解性、静態内微動性/予見をめぐる21の断章/森山大道さんに会えたのはとても嬉しかった/創造としての生産/変化を包み込む建築

・III 旅に駆ける、街が教える

深夜力/北京事始 I-街の断片/北京事始 II-巨大都市の転生/北京事始 III-建築を渇望する都市/北京事始 IV-「中国の建築はこれからだ」/パヴィリオンとしてのバルセロナ/オールド・ニュー ニーム/リヨン、内と外の弁証法/装飾の街、ナンシー/ストラスブール-周縁にして中心の/フライブルク、その「遠さ」と「近さ」/デュッセルドルフの川辺/ユトレヒトの建築探訪/アムステルダムは、どうか?

・IV 伝う言葉の向こうに

リセット感覚/顔が語るもの/伝えることの外側/伝えることの全体/認識の透明度/村上春樹と世界の出入り口/待つことと測ること/あきらめを即す情景/人は何によって動くのか/幸せとは何だろう

・エピローグ 流れのなかで、いつか、何かが生まれる

著者:南泰裕

出版社:アートン

サイズ:四六

ページ数:208

発行年:2005.05