建築家 坂倉準三 モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン
※問い合わせの多かった展覧会図録がついに復刊。出版社を変えての発売となりました。
昭和の激動を刻んださまざまな出来事や社会的課題に、坂倉準三は建築作品のみならず、他の領域のクリエイター達と関わりながら広義のデザイン活動によって回答を提示していきました。大扉の原寸大再現の試みに始まり、椅子の意匠の変遷、図面、写真、模型、映像などの展示を通して、坂倉準三の住宅、家具、デザインの仕事をとりあげた展示をの内容がまとめられた1冊。貴重なインタビューやテキストも再録されている。
■目次
・(再録)住宅と都市と環境 坂倉準三 インタビュー=篠原一男
・坂倉準三の木造モダニズム 藤森照信
・坂倉準三の住宅作品にみる「構成の精神」 田路貴浩
・ネットワーカーそしてデザイナーとしての坂倉準三 柏木博
カタログ
・Seciton 1 東京とパリ、伝統とモダンの間で
・Section 2 都市に住む 規格化と工業デザインへの取り組み
・Section 3 個人住宅の多用な展開
・Section 4 文化をつくる建築家の仕事
・Section 5 椅子から都市のデザインまで
・(再録)ペリアンのこと 柳宗理
・(再録)リヴィング=ベッド・ルーム 松本幸四郎邸 坂倉準三
・坂倉準三の審美眼 坂倉竹之助
・(再録)本質の骨格 器用よりも尊いぶきっちょさ 亀倉雄策
・パリの坂倉準三坊ちゃん 竹村眞一郎
・坂倉住宅に備わる品格について 萬代恭博
・坂倉準三の家具への取り組み 大村理恵子
・工業造形の軌跡と椅子の系譜-人間と技術の美学 北村紀史
・年譜
・住宅・家具・デザイン関連文献リスト
・出品資料リスト
・展覧会組織/模型・映像製作
・写真クレジット
著者:パナソニック電工汐留ミュージアム
出版社:建築資料研究社
サイズ:230×180
ページ数:190
発行年:2010.08
