空間を生きた。 神奈川県立近代美術館鎌倉館の建築1951-2016 MODERN MOVEMENTシリーズ
2016年3月、坂倉準三設計の「神奈川県立近代美術館 鎌倉館」が、約65年の歴史に幕を閉じる。一度は決まった取り壊しも、貴重な建物の保存を望む多くの声に支えられ、保存へと舵が切られた。神奈川県立美術館鎌倉館とは、日本の近代建築の中でどのような役割を担ったのか?その歴史的な位置付け、設計のプロセスなど、当時の写真と図面で振り返り、そして現在の姿を保存する。
■目次
・刊行によせて 水沢勉
・神奈川県立近代美術館と坂倉準三について
対談:槇文彦×松隈洋
・坂倉準三のもとで 北村脩一 聞き手:松隈洋
・Promenade1 新良太
・鎌倉美術館コンペティション コンペ提出図面について 北村紀史
・実施設計図面について 萬代恭博
・Promenade2 新良太
・新館、そして三つの建物 室伏次郎 聞き手:松隈洋
・鎌倉美術館設計主旨 坂倉準三(再録)
著者:
出版社:建築資料研究社
サイズ:A4
ページ数:64
発行年:2015.12
