卒業設計日本一決定戦OFFICIAL BOOK せんだいデザインリーグ2016
出展全作品の中より選出された100点から10点を厳選してファイナルに送り込むセミファイナルは、非公開ながら最も大事なプロセスであり、SDLの醍醐味と言えるかもしれない。新方式を導入し、極めて手厚い審査によって10作品を構回のステージに送り込んだセミファイナルをはじめ、予選からファイナルまでのすべての審査過程を忠実に記録し、2016年大会の日本一決定までのドラマを精密に再現する。
■目次
・大会趣旨「到達点のさらに先へ 境界を解く」 文:堀口徹
・総評「すごい建築」 文:西沢立衛(審査員長)
・FINALIST ファイナリスト・入賞作品
日本一「初音こども園」 小黒日香理
日本二「金魚の水荘 街を彩る金魚屋さん」 元村文春
日本三「壁の在る小景」 倉員香織
特別賞「micro Re: construction」 國清尚之
「まなざしの在る場所 『写真のこころ』から読み解く視空間」平木かおる
ファイナリスト5作品
「百年地図。2つの器から始まる鞆の浦の未来」 持井英敏
「そして、自閉症のままおじいさんになればいい。自閉症者と一般の人々が共生する
設計手法の提案」 高野哲也
「虚(うろ)の家」 須藤嘉顕
「子育ての芽」 岡部絢子
「劇テキ・サカ場 北区赤羽一番街の演劇を核としたコミュニティ空間の提案」田中太樹
・PROCESS 審査過程
・JURY 審査員紹介
西沢立衛(審査員長)「反省の果てに」
手塚貴晴 「永遠のライバル」
田根剛 「建築から学んだこと」
成瀬友梨「その先にあるワクワク感」
倉方俊輔「20年前、10年前、そしていま」
小野田泰明「ものづくりの原点 SDL初代『日本一』の成長」
福屋粧子「図面を1枚も描かない卒業設計を描ききる、無謀な試みの意味を思い出してみた」
著者:
出版社:建築資料研究社
サイズ:A4
ページ数:160
発行年:2016.07
