
生命に学ぶ建築 動的平衡・相互作用・成長・再生
情報システム技術を含む諸技術および情報そのものを用いた、持続可能なサスティナブルな建築および施設デザインの在り方を探求する目的で設置された、情報システム技術委員会サスティナブル情報デザイン小委員会による研究成果をまとめた一冊。今後の建築の課題を持続可能性と見定め、環境の制御から環境への適応を説き、そのモデルを生命活動の仕組みに求める。また、この観点から「生命的」な建築事例を多数紹介する。
■目次
・序文 Biofied Architecture:生命に学ぶ建築
・第1章 動的平衡
伊勢神宮/ジェンネ・モスク/トトラの浮島
詩仙堂/ストックホルム市立図書館
中銀カプセルタワービル/プラグ・イン・シティ
緑の中のスタジオ
第2章 相互作用
聴竹居/名護市庁舎/Aware Home
iLog House/構造ヘルスモニタリング
寝室環境システム/NBF大崎ビル/Nest
Column
生命化建築 空間生命化デザインを支えるシステム
三田彰
第3章 成長
サグラダ・ファミリア/羽田空港/九龍城砦
ガラスの家/国際宇宙ステーション
Fab Lab House/ハイ・ライン
第4章 再生
ゲル(ユルト、パオ)/海の家
縁日の屋台/上津屋橋 /キャンプ用テント
バーニング・マン/ノマディック美術館
Airbnb
Column
Biofied Living / Architecture / Community
空間生命化建築の試作
・生命に学ぶ建築への視点
機械の思考から生命体へ 空間生命化デザインに向けて
三宅理一
空間生命化と建築・都市の未来 1
高橋潤二郎
空間生命化と建築・都市の未来 2
菊竹清訓
建築と時間 生命から学ぶ建築のつくり方
伊東豊雄
著者:日本建築学会
出版社:建築資料研究社
サイズ:A5
ページ数:206
発行年:2018.07