
坂倉準三 『パリ万国博覧会 日本館』 MODERN MOVEMENTシリーズ
日本の近現代建築に影響を与えた重要なモダニズム建築の数々を写真と図面で紹介する「モダン・ムーブメント」シリーズ!1937年のパリ万国博覧会で坂倉準三の設計した日本館は、日本の伝統的建築の特長とモダニズムの理念を統合したという評価を受け、建築部門のグランプリを受賞した。本書では、その日本館を図面と坂倉自身の言葉と当時の評価、プロジェクトデータを交えながら考察する。また、BIM(Building Information Modeling)を使った再現事例を併載。
■目次
・はじめに
ローラン・ピック
・プロムナード
・プラン
・巴里万国博日本館について(再録) 坂倉準三
・坂倉準三の建築思想 高階修爾
・日本館の展示について 高階絵里加
・映像 採録
「坂倉準三による無限成長美術館の受容」
「パリ万国博日本館の建築精神」
・日本館に対する当時の評価について
長谷川香
・1937年日本館をめぐって 萬代恭博
・戦禍を超えた美学と友情 パリー東京1937 山名善之
・BIMによる空間のアーカイヴ 曽根巨充
・BIMによる部材構成の検証 三箇将容
・日本館建築概要
・映像クレジット
著者:
出版社:建築資料研究社
サイズ:A4横
ページ数:64
発行年:2019.02