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新 建築設計資料 01 地域交流・市民交流施設

セール価格 4,400円(税込)

地域らしさを発揮した設計プログラムや、多機能エリアの設計手法など、各地域の多彩な事例を紹介。

人口減少や少子高齢化、複雑多様化する家族像や社会の変容により、都市部のみならず地方においても地縁によるコミュティが希薄になりつつあるなか、持続的な地域活性のために、地域づくりや地域連携が各自治体の課題となっている。地域住民の自主的な活動を促す拠点として、また地域福祉の向上や、地域の防災拠点として、さまざまな機能を複合させた施設が各地に設置されている。

市町村主導の「公民館」が、営利目的の事業や、営利事業を援助することができない一方、「地域・交流センター」等は、公民館と同等の機能をもちながらも、営利目的での利用や、企業や特定非営利活動法人による利活用を解禁させることも可能で、官民連携による施設の運営など幅広い活動展開が可能となっている。これまで公民館が担ってきた生涯学習事業を充実させながら、新たな地域交流を生み出す拠点として、その役割が期待されている。

■目次

論考1

地域住民の交流を創出する空間・運営・計画プロセス

‐国内外の事例にみる地域交流拠点のあらたな動向から 小松尚

論考2

地域連携・地域向上を育む公共拠点の空間やその仕組み

‐東川町複合交流施設 せんとぴゅあI・IIを事例に 小篠隆生

・実作資料編

01 東川町複合交流施設 せんとぴゅあI

  設計:小篠隆生+ドーコン

  せんとぴゅあII

  設計:小篠隆生+ブンク・アイエイ・KITABA特定建築設計共同企業体

02 鷹栖地区住民センター

  設計:アトリエブンク

03 須賀川市民交流センター tette

  設計:石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所

04 東松島市野蒜市民センター(東松島観光物産交流センター)

  設計:株式会社鈴木弘人設計事務所

05 小高区復興拠点施設「小高交流センター」

  設計:山本堀・URリンケージ設計共同体

06 もりんぴあこうづ

  設計:日総建

07 コスモスふきあげ館

  設計:日本設計

08 武蔵野プレイス

  設計:川原田康子+比嘉武彦/kwhgアーキテクツ

09 豊岡中央交流センター

  設計:渡辺隆建築設計事務処理

10 多賀町中央公民館 多賀結いの森

  設計:大西麻貴+百田有希/o+h

11 十日町市市民交流センター「分じろう」

  十日町市民活動センター「十じろう」

  設計:青木淳建築計画事務所

12 三好市地域交流拠点施設「真鍋屋」

  設計:y+M design office+京智健建築設計事務所

・図面集

 東川町複合交流施設 せんとぴゅあII、須賀川市民交流センター tette

 コスモスふきあげ館、多賀町中央公民館 多賀結いの森

 もりんぴあこうづ、武蔵野プレイス、豊岡中央交流センター

著者:

出版社:建築資料研究社

サイズ:A4

ページ数:143

発行年:2019.12