ホーム 菊竹清訓 山陰と建築

菊竹清訓 山陰と建築

セール価格 3,850円(税込)

自邸「スカイハウス」(1958)、「出雲大社庁の舎」(1963)といった作品や、建築運動「メタボリズム」などによって、国際的にも高い評価を受けている菊竹清訓。 島根県では、知事も務めた第23代田部長右衛門との関係から、「島根県立美術館」(1998)、その前身である「島根県立博物館」(1958」をはじめ多くの建築を設計している。

菊竹清訓の没後10年に島根県立美術館で開催される企画展(会期:2021年1月22日~3月22日)では、菊竹による山陰地方の建築に加え、代表的な作品や生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想を紹介し、菊竹建築の魅力を紹介。本書はその企画展に即して制作された図録。

■目次

 「記憶装置としての建築遺産」 古谷誠章

「菊竹清訓のこころと手の記憶 山陰の建築への挑戦」

 遠藤勝勧×長谷川逸子×内藤廣×斎藤信吾

 「『山陰と建築』の方法序説」 斎藤信吾

1. 建築家 菊竹清訓

 「菊竹清訓の日本的性格 『創造と技術』序説」 川添登

 菊竹作品年表

2. 菊竹清訓の山陰建築

  島根県立博物館(現島根県庁第三分庁舎) 1959

  島根県立図書館 1968

  島根県立武道館 1970

  田部美術館 1979

  島根県立美術館 1998

  ・菊竹清訓に大いなる影響を与えた建築 出雲大社本殿

  出雲大社庁の舎(現存せず) 1963

  出雲大社神こ殿 1981

  東光園 1964

  境港マリーナホテル(現ホテルエリアワン境港マリーナ) 1985

  萩市民館 1968

  萩市庁舎 1974

・その他の山陰建築案内

 出雲大社本殿とその他社

 倉吉市役所本庁舎 1956 岸田日出刀+丹下健三

 米子市公会堂 1958 村野藤吾

 島根県庁とその他 1959 安田臣

 江津市庁舎 1962 吉阪隆正

 大社文化プレイスうらら館 1999 伊東豊雄

 島根県芸術文化センター 2005 内藤廣

 島根県立古代出雲歴史博物館 2007 槇文彦

・山陰建築地図

著者:斎藤信吾、塚本二朗、Echelle-1

出版社:建築資料研究社

サイズ:A4

ページ数:128

発行年:2021.03