
スミツグイエ 東日本大震災からの古民家復興
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、地震と津波により全壊判定を受けた古民家(宮城県仙台市宮城野区)。それから10年。実際の再生過程を追いながら、古民家再生のための設計・構法・技術などの建築的な要素を解説するとともに、被災を契機として実家に戻ることを決意した施主の住まい・暮らしに対する価値観の変化や、新たな生活への展望などをレポートする。
■目次
・はじめに 住まいの復興は終わらない
・スミツグイエ復興年表 2011年―2021年
・第1章 スミツグイエの始まり
・第2章 「いま」から描く「これから」と「これまで」
・第3章 混沌から生まれる秩序の兆し
・第4章 語り継ぐ家の萌芽たち(第1期)
・第5章 杜の再生へのスタート
・第6章 変わらぬ想いへ向かって
・第7章 語り継ぐ家の萌芽たち(第2期)
・むすび 終わらない復興の始まり
・あとがき フィールドワーク的住宅設計を目指して
著者:君塚健太郎
出版社:建築資料研究社
サイズ:A5
ページ数:268
発行年:2023.07