
見えるかたち 適応型再利用/大学空間/かたちと構成
2023年に創立100周年を迎える東京工芸大学。
その工学部建築コースの教授を長年務め、大学のキャンパス計画と諸施設の設計に携わってきた著者が、現在のキャンパスを、写真で細部に至るまで見せながら、そこに込められた思想を披歴する。前身が「東京写真大学」であるという伝統を踏まえ、本書は「建築と写真との関係性」というテーマも追求する。論文×作品集×写真集というハイブリッドな形式をコンパクトにまとめた、ユニークな一冊といえる。
著者:市原出、高橋菜生
出版社:建築資料研究社
サイズ:A5
ページ数:240
発行年:2023.03