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造景2024 景観法20年の到達点

セール価格 3,960円(税込)

■特集 景観法20年の到達点

・序論/どこへ到達し、どこへ向かうのか 西村幸夫(國學院大學)

・景観法を活用した景観まちづくりの次のステージに向けて

 ─「国土交通省:今後の景観まちづくりのあり方検討会」における議論を踏まえて

 浅野聡(國學院大學)

北海道・東北ブロック

・概説/雄大な自然環境のながめ

 北海道:森朋子(札幌市立大学)、東北:原田栄二(東北大学)

・実例1 美瑛町/人の営みによって景観を育てる丘のまち

 高橋輝(美瑛町まちづくり推進課)

・実例2 小樽市/運河竣工から百年を越えて 田川正毅(東海大学)

・実例3 倶知安町/ニセコ地域のリゾート開発と景観保全 笠間聡(寒地土木研究所)

・実例4 遠野市/住民合意で「永遠の日本のふるさと遠野」を守る

 黒田篤史(遠野市文化課)

・実例5 金山町/地域型住宅をモデルとした街並み形成

 西田徹(元金山町役場環境整備課)

・実例6 会津若松市/「まもり・つくり・そだてる」景観

 村山武司(会津若松市都市計画課)

関東ブロック

・概説/大規模再開発と景観コントロール 鈴木伸治(横浜市立大学)

・実例7 新宿区/72エリア別の景観形成ガイドラインを運用 中島直人(東京大学)

・実例8 町田市/全公共事業を景観協議の対象にする 二井昭佳(国士舘大学)

・実例9 川越市/市民とつくる重層的景観まちづくり

 荒牧澄多(NPO法人川越蔵の会)

・実例10 横浜市/創造的協議による豊かな景観マネジメント

 野原卓(横浜国立大学)

・実例11 鎌倉市/継承と創造の景観づくり

 大野整、原田麻、関宏光(都市環境研究所)

東海ブロック

・概説/東海県の景観計画の動向 宮脇勝(名古屋大学)

・実例12 常滑市/市民案を継承した景観計画 今村洋一(椙山女学園大学)

・実例13 豊橋市/ふるさとのアイデンティティを育成する 宮脇勝(名古屋大学)

・実例14 伊賀市/空き家を活用した景観まちづくり 浅野聡(國學院大學)

・実例15 木曽川流域/県域を跨ぐ広域景観 鶴田佳子(岐阜工業高等専門学校)

・コラム/富士山の景観計画 塩見寬(静岡県ヘリテージセンター)

北陸・甲信越ブロック

・概説/景観計画の傾向と課題 松井大輔(新潟大学)

・実例16 金沢市/歴史に責任を持つ景観まちづくり

 中谷裕一郎(金沢市危機管理課)

・実例17 小浜市/歴史・文化的景観の共有手法 下仲隆浩(小浜市文化観光課)

・実例18 長野市/善光寺門前と中央通りの約30年間を振り返る

 浅野純一郎(豊橋技術科学大学)

・実例19 佐渡市/全市域の厳しい特別区域並規制で世界遺産を目指す

 岡崎篤行(新潟大学)

関西ブロック

・概説/歴史を生かした景観づくり 阿部大輔(龍谷大学)

・実例20 滋賀県/琵琶湖でつながる景観づくり 阿部俊彦(立命館大学)

・実例21 京都市/総合的な空間づくりのマスタープラン 阿部大輔(龍谷大学)

・実例22 芦屋市/住宅都市の景観地区 小浦久子(奈良文化財研究所)

中国ブロック

・概説/水辺空間を核とする景観計画の展開 阿部大輔(龍谷大学)

・実例23 尾道市/地形がもたらす景観構造を価値化する 阿部大輔(龍谷大学)

・実例24 奥出雲町/暮らしの風景の成り立ちを次世代に伝える

 小浦久子(奈良文化財研究所)

四国ブロック

・概説/景観まちづくりへの試行 小浦久子(奈良文化財研究所)

・実例25 神山町/町の創生に景観計画を活かす 小池裕子(神山つなぐ公社)

・実例26 四万十川流域/広域景観への取り組み 小浦久子(奈良文化財研究所)

九州・沖縄ブロック

・概説/地方都市における景観法の実践と拡がり 黒瀬武史(九州大学)

・コラム/注目される4地域の取組み

 黒瀬武史(九州大学)、尾野薫(宮崎大学)、鑓溝遼治郎(沖縄県土木建築部)

・実例27 長崎市/景観まちづくりで「交流の産業化」を支える

 髙尾忠志(長崎市景観専門監)

・実例28 熊本市/二大景観まちづくり──「景」による都市デザイン

 田中智之(早稲田大学)

・実例29 唐津市/コミュニティを形成する景観協定 三島伸雄(佐賀大学)

・実例30 別府市/湯けむり・温泉地の景観づくり 姫野由香(大分大学)

・海外との比較から見た日本の景観計画の課題 宮脇勝(名古屋大学)

■特集 最上エコポリスの地域像

・最上エコポリス ―その今と潜在力 佐藤滋(早稲田大学)

・コラム/「はちべえの森」をつくる 佐藤恵司(はちべえの森守り人)

・最上エコポリスの今 山水の文化的景観のデザイナー達

 松浦健治郎(千葉大学)

・新庄市エコロジーガーデンの活用 加藤明(新庄市商工観光課)

・山水の郷をデザインする 吉野敏充(吉野敏充デザイン事務所)

・「雪調」から雪の里情報館まで 最上エコポリスの源流 沼野夏生(東北工業大学)

■特集 名古屋の再生まちづくり

・名古屋のまちづくりを振り返る 秀島栄三(名古屋工業大学)

・名古屋まちづくりビジョン2030と都市開発の転換 村山顕人(東京大学)

・建築系愛知X大学共同企画 大学間連携でまちづくりを考えるプラットフォーム

 恒川和久(名古屋大学)

・名古屋で進む多様な都市再生まちづくりの現状 益尾孝祐(愛知工業大学)

・まちづくりの現場

 1 名古屋駅 周辺リニア開業に向けて

  清水敏治(名古屋市住宅都市局リニア関連都心開発部)

 2 錦二丁目地区 地域主導のまちづくり

  森田紘圭、白石恭一(錦二丁目エリアマネジメント株式会社)

 3 公園リノベーションで魅力あるまちへ 今西良共(岐阜県立国際園芸アカデミー)

 4 堀川 水辺とまちの入り口をひらく 井村美里(水辺とまちの入口ACT株式会社)

 5 中川運河 水面と対話する魅力あるまちに 川口暢子(愛知工業大学)

 6 那古野 円頓寺商店街の奇跡 市原正人(ナゴノダナバンク)

 7 ニシヤマナガヤからスタートしたエリアリノベーション

  植村康平(植村康平建築設計事務所)

 8 ソーネおおぞね 集い働くみんなの居場所

  野田明宏(住まい・まちづくりデザインワークス)

著者:

出版社:建築資料研究社

サイズ:A4

ページ数:216

発行年:2024.08