
アイゼンマンの建築論 QUANTUMETRIC
ピーター・アイゼンマン研究の集大成!
ニューヨーク・ファイブの一人、そして脱構造主義の旗手として知られるピーター・アイゼンマン。彼の難解な建築理論を研究し解説した書物は少ない。長年ピーター・アイゼンマンを研究してきた山口隆が、ル・コルビュジエの建築理論の継承方法について、アイゼンマンとレム・コールハウスのそれを対比させながら、アイゼンマンの建築理論を丁寧に深く読み解く。後半では自身の建築理論を検証しながらアイゼンマン以降の建築理論に迫る。
■目次
・Preface
・Introduction
Chapter 1 ル・コルビュジエの言説と作品に見られる連続性と不連続性の両義性
Chapter 2 アイゼンマンの建築概念
Chapter 3 平板的幾何学概念を越えようとするアイゼンマンの意識
Chapter 4 アイゼンマンのdiagramの意義
Chapter 5 アイゼンマンが分析の対象としなかったミース・ファン・デル・ローエの作品を通して見られるもの
Chapter 6 コールハースの建築概念
Chapter 7 関係性の拡張
Chapter 8 diagramの変容
Chapter 9 次なる建築概念へ向けて QUANTUMETRIC
・Conclusion アイゼンマンのdiagramと次代への影響
著者:山口隆
出版社:総合資格
サイズ:B5変
ページ数:332
発行年:2021.11