
画文で巡る! 丹下健三・磯崎新建築図鑑
今日の日本の建築界を形づくった丹下健三と磯崎新。その建築を楽しむポイントは、2人を師弟関係という括りで見ることです。師匠・丹下を超えようとポストモダン、アバンギャルドな道を歩む磯崎。一方、磯崎から影響を受け作風を広げていく丹下。その軌跡となる国内主要50プロジェクトを、雑誌『日経アーキテクチュア』の人気連載「建築巡礼」の著者・宮沢洋がイラストとテキストで解説します。巨匠2人に興味のある方には入門書として、2人の建築をよく知っている方は新たな視点で楽しむ建築ガイドとしておすすめの1冊。
■目次
・紹介建築(丹下編)
広島平和会館原爆記念陳列館、香川県庁舎、国立屋内総合競技場
東京都庁舎、フジテレビ本社ビルほか
・紹介建築(磯崎編)
群馬県立近代美術館、北九州市立美術館、つくばセンタービル
水戸芸術館、なら100会館 ほか.
・深堀り対談(丹下編)
堀越英嗣(丹下事務所OB・建築家)×豊川斎赫(丹下研究者・建築史家)
・深堀り対談(磯崎編)
渡辺真理(磯崎事務所OB・建築家)×五十嵐太郎(建築史家)
・キーワード解説(丹下編)
ル・コルビュジエ、鼓形、展望台、モデュロール、坪井善勝
・キーワード解説(磯崎編)
切断、パトロン、立方体、モンローカーブ、川口衛と木村俊彦
・磯崎新による丹下健三への弔辞
著者:宮沢洋
出版社:総合資格
サイズ:A5
ページ数:208
発行年:2025.03