小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt 背後にあるもの 先にあるもの 現代建築家コンセプト・シリーズ 21
小嶋一浩と赤松佳珠子(CAt)がこの10年の間に手がけてきた建築作品の考え方を12のキーワードに分解し、その「背後にあるもの 先にあるもの」を浮かび上がらせる。つねに「建築の根源」に想いを馳せながら、建築を開かれた方向に構想していく彼らの思考と手法が12のキーワードを解説したエッセイと35作品をとおして解き明かされる。
■目次
・序 『背後にあるもの 先にあるもの』
■作品
Kヴィレッジセンター、KUNミュージアム
柿畑のサンクン・ハウス、ヘルシンキグッゲンハイムミュージアム
インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
House SH/hashirama, MOOM
新白島駅、ヘルシンキ中央図書館、グレインズ・シモメグロ
PARTY PARTY, VISTOSI、素顔のブラジル展
国際交流基金インフォメーションセンターライブラリー
HT プロジェクト、K Library
中央アジア大学ナリンキャンパス中央図書館
宇土市立宇土小学校、流山市立おおたかの森小・中学校
おおたかの森センター、こども図書館
立川市立第一小学校、柴崎図書館・学童保育所・学習館
ヌーヴェル赤羽台 5号棟、下北沢アパートメント+ブロックス
LONG HAT, 12のストゥッディオーロ、Injaz Avenue プロジェクト
BWTあすとぴあ工場、高傳寺大涅槃塔建立プロジェクト
オスロナショナルミュージアム、つながる家 新港村~小さな未来都市
尾崎白浜災害復興公営住宅、釜石鵜住居地区小・中学校
山元町役場新庁舎、H プロジェクト、渋谷駅南街区プロジェクト
南方熊楠記念館新館
■エッセイ
・まず機能から身軽になる黒/白→MODE CHANGE
・微分的な構造がもたらす軽やかさ
・うつろう光
・出来事=建築
・意識の層へ
・雑木林的
・L-WALL場的-領域的
・リバーシブル・スペース
・制度・施設と空間
・ネイバーフッド
・土木と建築
・「小さな矢印の群れ」という思考の射程
著者:小嶋一浩+赤松佳珠子、CAt
出版社:LIXIL出版
サイズ:A5
ページ数:159
発行年:2016.01
