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百年の《泉》-便器が芸術になるとき

セール価格 2,640円(税込)

あの便器がなければ、いまの現代美術はない-。

マルセル・デュシャンが、既製品(レディメイド)の「小便器」に《泉》という作品タイトルをつけて展覧会に出品するも、展示を拒否された「事件」から100年。一つの便器がもたらした革命は、多くの謎に包まれながらも大きな影響力を持ち続けている。本書では、難解といわれがちな現代美術の原点を、豊富な参考図版とともに、デュシャン研究者や現代アーティストがそれぞれの視点からわかりやすく検証する。

■目次

・マルセル・デュシャン29歳、便器を展覧会に出品する 平芳幸浩

・He CHOSE it. 藤本由紀夫

・誰が泉を捨てたのか 河本信治

・デュシャンを読む:リサーチ・ノート ベサン・ヒューズ

・散種 毛利悠子

著者:平芳幸浩+京都国立近代美術館

出版社:LIXIL出版

サイズ:B5変

ページ数:255

発行年:2018.04