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中村拓志 微視的設計論 現代建築家コンセプト・シリーズ 6

セール価格 1,980円(税込)

コミュニケーションは、相手の表情やふるまいといった、小さな変化への気づきから始まる。建築とはコミュニケーションのデザインだという中村拓志による、微視的設計論。図や形態、思想などの形式化しやすい知に対して、感覚や暗黙知という、言語化しにくい世界に分け入る微視的なアプローチは、物質や自然の挙動、身体のふるまいを建築に定着する。建築の価値を、身の回りから生まれる豊かな関係に発見する方法とは。大きな思いで、小さなものを見つめる一冊。

■目次

・序文 微視的設計論

・1 身体

身体を微細に見ることについて/ふるまいと建築の相互作用/近くの境界にある色/装飾=目線のデザイン/心象空間

・2 物質

人の近傍にjあるもの/ミクロンスケールの微動/空気の揺れ/構造の肌理

・3 自然

自然環境をかつてない精度で観察する/樹木のたちふるまい/光の挙動/巣の身体性

・4 社会

身体から社会を考える/協働する身体/旋回運動/リズムの共有/小さな行為の共振

著者:中村拓志

出版社:LIXIL出版

サイズ:210×150

ページ数:148

発行年:2010.03