西沢大良 木造作品集 2004-2010 現代建築家コンセプト・シリーズ 10
日本の木造にはどんな特徴があり、どんな可能性があるのか。「木造による現代建築」の可能性を、西沢大良の7つの作品から探っていく一冊。
「日本には木造建築の長い伝統が、良くも悪くもある。良くも悪くもとは、日本には木造に対する一定の常識(つまり固定観念)が出来上がっているために、かえって木造の可能性を自由に発想することが少ないからである。けれども海外の観客は、何のためらいもなく木造の建物をひとつの現代建築として理解しようとするし、こちらの固定観念をくつがえすような新鮮な意見をぶつけてくる。筆者はそうしたやりとりから多くのことを教えられてきた」 西沢大良
■目次
・はじめに
・駿府教会
・沖縄KOKUEIKAN
・砥用町林業総合センター
・S寮
・宇都宮のハウス
・板橋のハウス
・深セン・香港ビエンナーレ
・木造進化論 木造による現代建築のつくり方
・作品データ
著者:西沢大良
出版社:LIXIL出版
サイズ:210×150
ページ数:125
発行年:2011.09
