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ベドジフ・フォイエルシュタインと日本

セール価格 4,400円(税込)

プラハで『ロボット』の舞台美術を手がけ、東京で聖路加国際病院の設計にも加わった、チェコの建築家・美術家フォイエルシュタインの作品と生涯を辿る。日本のモダニズム建築への貢献、チェコでのジャポニスムの実践と流布など、知られざる芸術交流をも明らかにする。

■目次

・1 はじめに

 日本の「オリエントのオリエンタリズム」

 モダニズムの源泉としての日本のデザイン

 チェコスロヴァキアと日本の外交関係の始まり

 両大戦間期チェコスロヴァキアにおけるジャポニスム

・2 ベドジフ・フォイエルシュタイン

 パリ

 火葬場の東洋風建築、ヌィンブルクの火葬場

 オーギュスト・ペレのアトリエ、パリ万博

・3 日本への出発

 アントニン・レーモンド

 帝国ホテル

 霊南坂

 東京でのベドジフ・フォイエルシュタイン

 レーモンド事件

 在東京チェコスロヴァキア大使館

・4 日本のモダニズム建築、そしてフォイエルシュタインと土浦の親交

 土浦とフォイエルシュタインの往復書簡

・5 聖路加国際病院

 初期

 第一次世界大戦

 アントニン・レーモンドの第一案

 アントニン・レーモンドの第二案

 フォイエルシュタインのアメリカ滞在

 病院の基礎に関する事件

 レーモンドの辞任および聖ルカ礼拝堂

・6 ソ連大使館

 ソ連旅行

・7 ライジングサン石油会社

・8 日本からの出発

 フォイエルシュタイン、ヨーロッパへ

・9 フォイエルシュタイン、日本建築について語る

・10 日本の演劇とフォイエルシュタインの舞台美術

・11 結びに

 ネリ・アルンシュタイノヴァーとの仕事

 フォイエルシュタイン、カフカ、日本の風景

 一九三〇年代/フォイエルシュタインの死後

・資料:ベドジフ・フォイエルシュタイン「履歴書」「哀愁」「日本の建築について」

・フォイエルシュタインの主要作品一覧

・訳者あとがき

・図版一覧/参考文献/訳注/原注/人名索引

著者:ヘレナ・チャプコヴァー・、阿部賢一

出版社:成文社

サイズ:A5

ページ数:288

発行年:2021.06