
デザイン偉人伝
「デザイン」という言葉が生まれる以前からデザインの偉業は成されていた。トリミングの達人・俵屋宗達、オールオーバーの先駆者・モネなど、偉人たちの手法や着想のヒントを時代背景とともに解き明かす、目からウロコのデザイン史。
■目次
・携帯できる本をつくったマヌーツィオ
・フラットカラーで余白に意味をみつけた等伯
・トリミングの力を魅せたロトチェンコと俵屋宗達
・円グラフで統計の力をみせたナイチンゲール
・文字を絵として扱ったシェレ
・レイアウトに機能美を求めたマラルメ
・オールオーバーへの道を開いたモネとポロック
・CMデザインの定型をつくったベルンハルト
・文字をノイズとして扱ったマリネッティ
・「選ぶこと」をみつけたデュシャン
・三原色を極めたモンドリアン
・周縁レイアウトにこだわったチヒョルト
・本の形に黄金比を適用したマーダーシュタイク
・スピード感を線に託したローウィ
著者:松田行正
出版社:左右社
サイズ:四六変
ページ数:328
発行年:2020.10