かたちと人類
文明の背景には必ず「かたち」がある。
生成AIが発達する現代、我々は「かたち」を生み出してきた思考と肉体性に別れを告げようとしている。
「かたち」とそれを生み出してきた思考を喪失しつつあるいま、人類の未来と文明はどうなるのか?
神、世界、権力、秩序、言葉、抽象、数字、音楽、時間、農耕、科学技術、そして無――
人類は二足歩行をはじめ、指と言語をつかえるようになって以来、知覚と思考を駆使してあらゆるものをとらえ、文化と文明をつくりあげてきた。
九つのユニークな観点から、自由自在、縦横無尽に歴史と事象を採集し、その5万年の過去・現在・未来、そして無限の可能性を描いた壮大な博物誌!
著者:松田行正
出版社:左右社
サイズ:四六
ページ数:496
発行年:2025.11
