建築史 増補改訂版
単なる様式史に流れず政治・経済・文化等広く社会的分野と関連づけている。写真図版600点。
本書は1967年発行の同名初版に、現代建築の章(図版カラー)を新しく加え、学術用語・国名・建物名を現代表記にした増補改訂版です。
■目次
・建築の発生と発達の要因
・日本建築史
第1章 古代建築の建築
神社建築の成立/飛鳥・奈良時代の仏寺建築/都城の制/古代の住宅建築/平安時代の仏寺建築/神社建築の発展
第2章 日本中世の建築
新しい仏寺建築様式/和様と新様式の影響/中世の住宅建築
第3章 日本近世の建築
城郭建築/近世の住宅/数奇屋建築/城下町/霊廟と宗教建築/聖堂と学校建築/能舞台と劇場建築/農家の発達/技術の発達
・西洋建築史
第1章 西洋古代の建築
エジプト建築/オリエントの建築/ギリシア建築/ローマ建築
第2章 西洋中世の建築
ビザンチン建築/イスラム建築/ロマネスク建築/ゴシック建築
第3章 西洋近世の建築
ルネサンス建築/バロック建築/ロココ建築/ネオクラシズム建築/ピクチャレスク建築/ネオルネサンスとネオバロック
・近代建築史
第1章 近代建築の発生
産業革命と建築/近代建築運動のはじまり/近代建築の造形的開拓/近代建築様式の確立
第2章 近代建築の発展
第一次世界大戦後の近代建築/国際建築の発展/1930年代の近代建築
第3章 日本の近代建築
産業革命と洋風建築/耐震建築構造の発展/近代建築思潮と国際建築様式の展開/第二次世界大戦の傾向
・現代建築
日本の現代建築/西洋の現代建築
著者:藤岡通夫、桐敷真次郎、渡辺保志、平井聖、河東義之、齊藤哲也
出版社:市ヶ谷出版社
サイズ:A5
ページ数:334
発行年:2010.10
