
PLOT 09 大西麻貴+百田有希/o+h 建築のプロセス
インスタレーションや個人住宅だけでなく公共建築の実施プロジェクトも動き出していた、2015年から取材を続けているo+hの設計プロセスの記録。「共感の流れ」を少しずつ太くしていくことで独特な「許容力のある空間」を生み出してきた軌跡を、「Good Job! Center KASHIBA」から最新の「さくらんぼ畑のオフィス」まで六つのプロジェクトに亘って紹介。現在では「愛される建築を目指して」と標榜している二人に、敢えて個別に「愛について」を語ってもらった、二川由夫による2本の新規インタヴューも収録。
■目次
・Interview
大西麻貴の現在形 語り手:大西麻貴、聞き手:二川由夫
・Good Job! Center KASHIBA 編
Phase 1 初期プロジェクトからの展開
語り手:大西麻貴、百田有希
Phase 2 対話:設計に対するスタンス
語り手:大西麻貴 百田有希、松岡聡、田村裕希(松岡田村)
Voice Good Job! Centerとは
語り手:大西麻貴、百田有希、榮家志保
作品紹介
・多賀町中央公民館 多賀結いの森 編
Phase 0 コンペティションのプレゼンテーション
語り手:大西麻貴、百田有希
Phase 1 コンペティションによる選定
語り手:大西麻貴、百田有希
Phase 2 実施設計後半、構造と空間
語り手:大西麻貴、百田有希、榮家志保
作品紹介
・熊野東防災交流センター 編
Phase 0 プロポーザル案
語り手:大西麻貴、百田有希
Phase 1 プロポーザルから基本設計まで
語り手:大西麻貴、百田有希
作品紹介
・Interview 百田有希の現在形
語り手:百田有希、聞き手:二川由夫
・シェルターインクルーシブプレイス コパル 編
Phase 1 PFI事業の進め方
語り手:大西麻貴、百田有希、池邉絢子、坂野雅樹
Phase 2 屋根の考え方と構造
語り手:大西麻貴、百田有希、平岩良之(平岩構造計画)
作品紹介
・熊本地震震災ミュージアム KIOKU 編
Phase 0 プロポーザル
語り手:大西麻貴、百田有希
Phase 1 プロポーザル案の密度を高めるスタディ
語り手:大西麻貴、百田有希,坂野雅樹
Phase 2 大地のような屋根の表現
語り手:大西麻貴、百田有希、坂野雅樹、江口哉子
作品紹介
・さくらんぼ畑のオフィス 編
Phase 1 実施設計に至るまで
語り手:大西麻貴、百田有希、伊郷光太郎、長柄芳紀
Phase 2 空間と構造の関係
語り手:大西麻貴、百田有希、伊郷光太郎、長柄芳紀
平岩良之、富岡庸平(佐々木睦朗構造計画研究所元所員)
Phase 3 実施設計
語り手:大西麻貴、百田有希、伊郷光太郎、長柄芳紀
作品紹介
著者:大西麻貴、百田有希
出版社:ADA
サイズ:B5
ページ数:292
発行年:2024.12