GA TRAVELER 004 プレーリーハウス Frank Lloyd Wright Prairie Houses
ライト最初期の住宅作品11軒を収録。
世紀末から1910年頃までに建てられたプレイリー・ハウスはライトの出発点であり、建築家としての名声を確固たるものにした。空間の連続性、水平性を強調したオープン・プラン、窓によって開放された壁などの特徴は、彼が根を下ろしたシカゴの街の郊外に広がっていた大草原〈グレート・プレイリー〉に起因する。幾何学で構成されるステンドグラス、家具、ランドスケープなども自らデザインし、それらの一体感は、単なる住空間を越えて美術作品としての価値を生み出している。
著者:ブルース・ブルックス・ファイファー、二川幸夫
出版社:ADA
サイズ:A5
ページ数:366
発行年:2002.09
