藤森照信読本
建築史家にして建築家、藤森照信。大地から生まれた素朴な姿の建築は、やがて木を登り、ついに空を飛ぶ。原始の様に大らかな未来へと向かう。
■目次
・生い立ち モノ作りへの興味の芽生え
・少年時代 「狩猟」と「皆でつくる」原体験
・中学・高校時代 建築へ
・大学時代 歴史へ
・近代への志向と建築探偵のこと
・路上観察学会とその仲間たち
・現代建築評論に対する姿勢
・設計のはじまりの頃 神長官守矢史料館
神長官守矢史料館 1990-91
・スタンディング・ストーン=御柱?
・赤派/白派のこと
・「建築の一部」家として タンポポハウス
タンポポハウス 1990-95
・ニラハウスのこと
ニラハウス、薪軒 1995-97
・縄文建築団と素人の建築
浜松市秋野不矩美術館 1995-97
・構造と形 秋野不矩美術館のこと
・職人との関係,共同設計者との関係
・材料を生かす手腕
不東庵工房 2001
・施主に選ばれ、施主を選ぶ?依頼主との関係
一夜亭 2003
養老昆虫館 2003-05
ねむの木こども美術館 2006
・建築の本質を凝縮する 茶室のこと
矩庵 2002-03
茶室 徹 2005
高過庵 2003-04
・普通の人に愛される建築 高過庵
ラムネ温泉館 2004-05
・ラムネ温泉館のこと
・材料の選択 炭と竹
ザ・フォーラム,炭軒 1998-99
焼杉ハウス、松軒 2005-07
・庭か? 建築か?
コールハウス 2007-08
ROOF HOUSE 2007-09
・屋根と土の力 ROOF HOUSE
・間取りの起源を探る 火と洞窟
・国籍不明建築の正体
Black Teahouse、ビートルズハウス、入川亭、忘茶舟
・巨匠論 欠落と突出の末に成し得るもの
・空飛ぶ泥舟のこと
空飛ぶ泥舟 2010
・憧れと研究、原点と設計
・対談:伊東豊雄・藤森照信
・作品リスト
著者:藤森照信、伊東豊雄
出版社:ADA
サイズ:A5
ページ数:294
発行年:2010.09
