安藤忠雄 都市と自然
風、光、水。自然と建築を融合させ新しい空間を創造したANDO芸術。「都市と自然」をテーマに安藤忠雄が語る。
■目次
・時間とともに成長する建築 安藤忠雄
・第一章 都市の中の環境風土
環境を取り巻く状況の変化
大阪の町に提案し続ける
日常性の豊かさ
出発点-阪神間の風土
日常が持つ具象性と抽象性
境界のない流れる水-TIME'S
・文 環境に応える 1977
・第二章 環境を意識すると建築も拡がっていく
環境と対話し、同時に調和する
歴史と自然環境を未来つなぐ
「山」がつながり、地域をつくる
風景を変えていく力
場所から生まれるアートや建築
地中で感じる自由さ
サイト・プランニング=場所の感覚
アートがまちを変えるとは
削り取られた山
自然の再生-夢が託された庭園
・第三章 世界の中の風土
自然と関わりながら、時間をかけてつくり上げられた環境とは
スカルパが示したもの
ヴェネツィアで考え続ける
歴史的な都市に挿入された単純なキューブ
アジアを視野に
中国というスピード感
北京と上海
森から始めること
・文 場を読む 1987
・対話 建築に対する文化を実感してつくる 2009
・第四章 建築を育てること
時間を経ることを考えると
人の関わりを生む仕掛けとは
・境界を越えていくこと 二川幸夫との対話
建築にとって敷地とは
環境から人々が感じとるもの
都市と自然の中の「人間性」
著者:安藤忠雄
出版社:ADA
サイズ:A5
ページ数:239
発行年:2011.10
