ル・コルビュジエ読本
さけては通れない、ル・コルビュジエ。作品歴を辿る豊富な写真と、19人の議論によって、近代建築の巨人を今再び考える。
■目次
・第1章 住宅、初期のコンセプトについて
鈴木洵「吉阪隆正経由、コルビュジエの実像」
入江経一「最先端の環境に人間像を映し出す鏡」
青木淳「コルビュジエの住宅における形式と感覚」
林美佐「建築空間の画材」
千代章一郎「白の絶対性と風景の誘惑」
隈研吾「コルビュジエの住宅は<茶碗>である」
井上章一「著述家としての建築家」
鈴木了二「偉大さがわからなかったワケ」
吉阪隆正「ユニテ・ダビタシオン、マルセイユ、ベルリン:良心の声に従え」
平田晃久「ニューモードに誘うクルチェット邸」
高間三郎「環境時代のル・コルビュジエ」
米田明「コルビュジエの住宅の「パース性」と「アクソメ性」」
佐々木睦朗「デュボアとプルーヴェ、二人のエンジニア」
伊東豊雄「生々しい喜びに満ちた人間像」
・第2章 ロンシャンとラ・トゥーレット
磯崎新「終わりであり、始まりである」
槇文彦「建築をつくることにとっての原点の大切さ」
原広司「ガラスの箱とロンシャン」
吉阪隆正「ロンシャンの礼拝堂:建築における真行草」
月尾嘉男「二十一世紀に見えてきたル・コルビュジエ」
隈研吾「原理を応用する難しさ」
磯崎新「ラ・トゥーレットの修道院:海のエロス」
・第3章 ユルバニスムと都市計画
隈研吾「二重焦点の都市計画」
横山禎徳「都市デザインの行方」
磯崎新「チャンディガールからハイパー・シティへ」
吉阪隆正「チャンディガール:ル・コルビュジエの仕事ぶりを通じて思うこと」
著者:
出版社:ADA
サイズ:A5
ページ数:400
発行年:2014.04
