
MA モダン・アーキテクチュア 1851-1945 近代建築の歴史
1981年と1983年に「GA DOCUMENT」の別冊として出版された2冊。その後A5判に変更され単行本として刊行。版を重ねるロングセラーとなりました。今回はこの2冊に写真を増補して合本として刊行。読めば近代建築がわかる、建築を学ぶ人に必携の書籍です。
■目次
・第1章:ガラス, 鉄, そしてコンクリート 1775-1915
クリスタル・パレス(水晶宮)、パディントン駅、パリ中央市場
赤い家、ミラノのガレリア、パリ国立図書館、ブルックリン橋
チョコレート工場、ボン・マルシェ百貨店、サグラダ・ファミリア教会
モナドノック&キアサージ・ビル、J・J・グレスナー邸
・第2章:シカゴ派の建築-都市と郊外 1830-1915
クリーヴランド・アーケード、機械館(パリ国際展覧会)
ブラッドベリィビル、ウェインライト・ビル、リライアンス・ビル
ギャランティ・トラスト・ビル、ウィリアム・H・ウィンズロウ邸
モンマルトルの聖ヨハネ教会、カステル・ベランジェ
・第3章:アール・ヌーヴォーの構造と象徴主義 1851-1914
ブロウメンヴェルフの家、ソルヴェー邸、メゾン・デュ・ププル(民衆会館)
フォルクヴァング美術館、グラスゴー美術学校、A・C・ブリッグス邸
アムステルダムの株式取引所、シャンベルラーニ邸、ゼツェッション館
コロニア・グエル教会地下聖堂、ノートルダム・デュ・トラヴァイユ
エルンスト・ルートヴィッヒ館、パリの地下鉄入口
カーソン・ビリー・スコット百貨店、グエル公園、イノヴァシオン百貨店
中央パヴィリオン(トリノ装飾芸術博覧会)、ベーレンス自邸
ヒル・ハウス、ペンシルヴァニエ駅
・第4章:オットー・ワグナーとワグナー派
フランクリン街のアパート、ル・パリジャン・オフィス、ラーキン・ビル
ウィーンの郵便貯金局、ユニティ教会、工業都市、ポンテュー街のガレージ
ヘルシンキ中央駅、ストックレー邸、シュタインホーフの聖レオポルド教会
カステル・オルジュヴァル、カサ・バトリョ、カサ・ミラ
ストックホルム市庁舎、アメリカン・バー、ロビー邸、
ナショナル・ファーマーズ銀行、アヴェリー・クーンレイ邸、AEGタービン工場
サクラダ・ファミリア付属学校、ルートヴィッヒ大公結婚記念塔および展示館
第1および第2ゲーテアヌム、ディビッド・B・ギャンブル邸
クリスチャン・サイエンティスト第1教会、シュタイナー邸
ファン・ネック博士の診療所
・第5章:工業生産と文化の危機 1851-1910
パリのシャンゼリゼ劇場、ポーゼンの給水塔、ポーゼン近郊の科学工場
ファグス工場、ブレスラウの百年祭記念ホール、アイヘン・ハール集合住宅
ミッドウェイ・ガーデンズ、ガラス・パヴィリオン(ドイツ工作連盟展)
モデル劇場(ドイツ工作連盟展)、ハリディー・ビル、階段状の住居
フィアット自動車工場、帝国ホテル、パーク・ミアウィークの集合住宅
シュウォッブ邸、オルリーの飛行船格納庫、オスロ市庁舎、ベルリンの大劇場
■目次
・第6章:北ヨーロッパの風土建築としての煉瓦造近代建築
オーストリア、ドイツ、オランダ 1914-1935
グルントヴィ教会、フリードリヒ街のオフィスビルとガラスの摩天楼
アインシュタイン塔、デ・ダヘラート集合住宅
ヘンリエット・ローネルブレインの集合住宅
第三インターナショナル記念塔、ハーグ市立美術館
I・G・ファーベン染色工場、ストックホルム市立図書館
シカゴ・トリビューン設計競技案、ル・ランシーのノートルダム教会
フォード社ガラス工場、シュローダー邸、ラ・ロッシュ/ジャンヌレ邸
チリハウス、ガルカウ農場、ミラード邸「ラ・ミニアトゥーラ」
アミロー街の集合住宅
・第7章:古典主義の伝統とヨーロッパのアヴァンギャルド
フランス、ドイツ、スカンジナヴィア 1912-1937
エスプリ・ヌーヴォー館、ザンクト・アントニウス教会
ロヴェル氏のビーチ・ハウス、ズイェフ労働者クラブ、トリスタン・ツァラ邸
バウハウス校舎、フーク・ファン・ホランド、ゾンネストラール・サナトリウム
ウニファームス映画館、ヴィラ・ド・モンジー、ヴァイ・ド・モンジー
ヴァイセンホフ・ジートルンク(1927年工作連盟店)、ファン・ネレ工場
健康住宅(ロヴェル邸)、カール・マルクス・ホフ、ルサコフ労働者クラブ
・第8章:ヨーロッパの芸術と建築における千年王国的な衝撃・ロシアとオランダ
1913-1922
「ディー・ヴォルハルディング」百貨店、カフェ・ローベット、外気学校
ダルザス邸、ロックフェラー・センター、トゥーゲントハート邸
「家庭と仕事場」展のための寮(1929年工作連盟展)、バルセロナ博ドイツ館
サヴォワ邸、パイミオのサナトリウム、サルジナ渓谷橋、PSFSビル
デイリー・エクスプレス社屋、ジョヴァンニ・ベルタ・スタジアム
クライスラー・ビル、スイス学生会館、ブーツ薬品工場、救世軍施設
シュミンケ邸、カサ・デル・ファッショ
・第9章:地方都市と共同都市計画:建築とアメリカの運命 1913-1945
ロッサムの住宅「サ・ホップフィールド」、ペンギン・プール
ハイポイントI、エンパイア・プール、森の火葬場、マドリッド競馬場
スニラのセルローズ工場と労働者住宅、ドルダータル・アパート、落水荘
・第10章:インターナショナル・モダニズムと国民的自覚 1919-1939
サンテリア幼稚園、ジョンソン・ワックス・ビル、教育保険省庁舎
ヴィラ・マイレア、フィンランド館(1937年パリ万国博覧会)
新時代館(1937年パリ万国博覧会)、日本館(1937年パリ万国博覧会)
ニューヨーク近代美術館、マラパルテ邸、タリアセン・ウエスト
グラン・コロンビア小学校、シドニー・カーン邸
アッシジの聖フランチェスコ教会、パンプラのカジノ
ベネズエラ中央大学(第1期、第2期)
著者:二川幸夫、企画、ケネス・フランプトン・、香山壽夫、三宅理一、青木淳、翻
出版社:ADA
サイズ:A5
ページ数:512
発行年:2019.05