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10+1 No.20 言説としての日本近代建築

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建築に関する批評は、個々の作品に関する批評であろうと、もっと広範な対象を論じたものであろうと、建築的な営みと見做し得る。このような言説としての建築には、同時代の建築に関わるものばかりでなく、歴史的なものを含めて、過去の建築に関する言説も含まれるが、それは当然ながら、論述対象の時代ばかりでなく、論述された時代に属する。本書では、日本建築に関わる「言説」の様々なあり方を取り上げる。いわゆる作家・作品を中心に捉えることなく、この「言説」には、歴史的な記述や批評行為はもとより、運動や研究なども含まれる。近代日本建築言説史年表/戦前の建築評論家の建築観/史学・民俗学・解釈学:今和次郎再考/様式がはがれ落ちる時、あるいは構造合理主義という形而上学/他

著者:八束はじめ、五十嵐太郎、藤岡洋保、青井哲人、矢代真己、カローラ・ハイン 他

出版社:LIXIL出版

サイズ:228×178

ページ数:224

発行年:2000.06