団地再生計画 みかんぐみのリノベーションカタログ
団地と呼ばれる集合住宅のプロトタイプを取り上げ、現代における再生の可能性を考える。建築家グループ<みかんぐみ>は、昭和30~40年代に建てられた都内の賃貸公共団地を対象に調査を行った。家族構成の多様化、建物の老朽化、人口の増加など様々な問題点が持ち上がる。老朽化を理由に再びスクラップ・アンド・ビルドする方法は、近代建築の欠点を繰り返すことになる。住人にとっても、それまでのものが一変してしまうことに相当の抵抗がある。不連続な環境の変化よりも、小さなモノを追加/削除する、既存の環境のリノベーション(改修)が、精神的ショックを少なくさせるだろう。みかんぐみはある特定の団地の再生イメージを提示するのではなく、もっと普遍性のあるイメージの提案方法を選択している。この本は、その調査の最終報告である。
著者:みかんぐみ
出版社:LIXIL出版
サイズ:B6変
ページ数:260
発行年:2001.09
