
10+1 No.48 アルゴリズム的思想と建築
いま、コンピュータを用いた全く新しい論理に基づく創作が行なわれようとしている。建築の世界でも、そのダイナミックな変革は特に構造デザインの分野に顕著で、建築を幾何学的な構成の水準からラディカルに変革しつつある。現代建築をリードする建築家たちのインタヴューと論考を通して、現代建築のリーディングエッジを探る。
■特集 アルゴリズム的思想と建築
・リード 建築におけるアルゴリズム的思考/柄沢祐輔
・インタビュー アルゴリズム的思考の軌跡をめぐって/磯崎新
・インタビュー アルゴリズム的思考と建築の「新しいリアル」/伊東豊雄+フロリアン・ブッシュ
・インタビュー 新たな秩序の現れとして/藤本壮介
・インタビュー ソフトウェアを用いた大規模都市計画の実践/ヤコブ・ファン・ライス(MVRDV)
・座談 相互触媒的な建築/セシル・バルモンド ピーター・ロイド・ジョーンズほか
・インタビュー Wiki的都市は構想可能か?/江渡浩一郎
・インタビュー 複数のマテリアル 複数のアーキテクト/神成淳司
・翻訳 何が(実際のところ)なされるべきなのか?MVRDVの理論的コンセプト/バート・ローツマ
・作品構成 Natural Computationの景相化/田中浩也+久原真人
・作品構成 アルゴリズム的思考とは何か/松川昌平
・作品構成 超線形設計プロセス論 新たなコンテクスチュアリズムへ/藤村龍至
・作品構成 アルゴリズム的手法によるフォームの生成/柄沢祐輔
・作品構成 Tooling/アランダ&ラッシュ
・作品構成 Can Architecture Heal?/福西健太+ジェニー・サビン
著者:
出版社:LIXIL出版
サイズ:228×178
ページ数:235
発行年:2007.10