Voluntary Architects' Network 建築をつくる。人をつくる。ルワンダからハイチへ
コンディション:カバーイタミ
建築家・坂茂が立ち上げた「Voluntary Architects' Network」は、20世紀末から世界で漸増する地域紛争や自然災害の復興支援を行なってきました。<<紙の教会>>を建てるきっかけになった1995年の阪神淡路大震災から、2010年のハイチ地震復興活動までを貫く坂茂の「Voluntary Architects' Network」による活動が、21世紀の新たな建築家像を描き出します。
本書では、坂茂+慶應義塾大学SFC坂茂研究室による約20の活動を紹介・解説するとともに、その活動に共鳴するブラッド・ピット氏(俳優、カトリーナ被災地復興支援組織「Make It Right」主催)、北山恒氏(横浜国立大学Y-GSA、2010年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー)との対談、その他資料を収録。「紙の建築家」「行動する建築家」と呼ばれてきた坂茂の核心に迫る一冊です。
■目次
●はじめに 坂茂
●1章 活動拠点と人材
慶應義塾大学SFC坂茂研究室
坂茂建築設計パリ事務所
・[COLUMN]
前線基地としての「紙の仮設スタジオ」 松本淳
・[WORKS]
ポンピドゥ・センター・メス
ニコラス・G・ハイエック センター
・[DIALOGUE]
建築は人づくりをめざして 北山恒×坂茂
●2章 災害復興
避難所用 間仕切りシステム1
避難所用 間仕切りシステム2
避難所用 間仕切りシステム3
津波復興住宅 キリンダ・ハウス
スリランカ国内避難民用シェルター
ハイチ地震復興支援 緊急シェルター
四川大地震復興支援 仮設住宅
四川大地震復興支援 成都市華林小学紙管仮設校舎
・[COLUMN]
ボランティアの報酬 原野泰典 Reward for a Volunteer - Yasunori Harano
・[WORKS]
UNHCR用の紙の緊急シェルター
紙のログハウス 神戸
紙のログハウス トルコ
紙のログハウス インド
紙の教会 神戸
ラクイラ地震復興支援 音楽ホール
ハリケーン復興住宅
・[DIALOGUE]
紙の建築と「Make It Right」 ブラッド・ピット×坂茂
●3章 素材の可能性
ペットボトル・ストラクチャー
ガラス作家のアトリエ
紙の橋
公園を臨む家
ピクチャー・ウィンドウの家2
・[COLUMN]
「つくる」ことで建築を体感する 成松佳恵
・[WORKS]
紙のアーチ
アルテック・パヴィリオン
ブルゴーニュ運河博物館 資料館
●4章 デザイン分析/展覧会の企画と会場構成
JAPAN CAR 飽和した世界のためのデザイン展
Alvar Aalto through the Eyes of Shigeru Ban展
災害支援と学生参加の建築展
・[COLUMN]
アルヴァ・アアルトと坂茂 時を超えてシンクロした2人の建築家 松本淳
・[WORKS]
アルヴァ・アアルト展
紙のギャラリー
ノマディック美術館 ニューヨーク
ノマディック美術館 サンタモニカ
ノマディック美術館 東京
著者:坂茂、慶應義塾大学SFC坂茂研究室
出版社:LIXIL出版
サイズ:220×150
ページ数:256
発行年:2010.07
