INAX BOOKLET 草のちから、藁の家
建築資材として、現代ではすこし後ろに控えていた草や藁を、積極的に利用しようとする動きをとらえる。藁の家のストロー・ベイル・ハウスの歴史や工法、日本での取り組みなどの論考や実際に調査で泊った体験記、写真家・小松義夫の撮影によるメキシコ北部での建築の模様などを収録。昔は、藁・ヨシ・ススキ・茅などの草は、生活の多くの道具をつくり、土に混ぜて壁をつくり、屋根を葺き、古くなれば肥料として土に還して、最後まで無駄無く使いきっていた、循環する恵みの素材であった。使えば減ってしまう資源を短期間のあいだ使いすぎた反省もこめて、草を活かすくらしの心地よさを紹介する。
著者:小松義夫,馬上精彦,大岩剛一、福岡正信,宮崎清,安藤邦廣
出版社:LIXIL出版
サイズ:205×210
ページ数:72
発行年:2000.06
