建築ライブラリー8 裸の建築家-タウンアーキテクト論序説
果たして現在の日本に建築家が存在するのか。残念ながら、何も身に付けずに威張っている裸の王様のような「裸の建築家」ばかりではないのか。自治体と地域住民のまちづくり媒介する役割を持つタウンアーキテクトとして、一般大衆と建築家の深い溝を埋めなければ、今後建築家としての存在意義を失うことになるだろう。戦後・そして近代日本の建築家の職能を問いながら、「裸の建築家」から「町の建築家」へと、迷走する建築家の生き残る道を指し示す。
著者:布野修司
出版社:建築資料研究社
サイズ:A5
ページ数:237
発行年:2000.03
