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「場所」の復権 都市と建築への視座

セール価格 3,080円(税込)

数多くの建築専門誌を創刊させ、戦後建築ジャーナリズムを主導してきた平良敬一による、初の著書。同時代を切り拓いてきた建築家たち、オリジナルな視点で第一級の成果をもたらしてきた研究者や評論家たち。批判精神あふれる彼等から、都市と建築の諸問題に対する様々な観点を引き出し、未来への希望の在処を探る。巻末論考では、都市と建築とを貫く重要なキーワードとして「場所」を掲げ、この概念の復権を訴える。

■目次

・I 建築家との対話

磯崎新 小さくてやわらかい都市づくりの手法へ/槇文彦 建築がつくる情景/原広司 都市に新しい場をつくる/安藤忠雄 記憶の風景をつくる仕事/吉田桂二 まちづくりと建築家芸人論/伊東豊雄 せんだいメディアテークの試み/内藤廣 建築の素形を求めて

・II 歴史と批評

大河直躬 民家研究から町並み保存へ/伊藤ていじ 歴史的環境への視点/川添登 平等を買って自由を売った戦後日本/鈴木博之 共有空間の種/陣内秀信 都市の面白さ/長谷川堯 21世紀のガーデンシティ

・III 建築から都市へ

内田祥哉 木造の復権と持続する都市づくり/大谷幸夫 都市の精紳

・あとがき 「場所」の復権へ

著者:平良敬一

出版社:建築資料研究社

サイズ:210×150

ページ数:323

発行年:2005.12