建築-風土とデザイン
美しく、丈夫で、長持ちし、時代を超えて役立ち、人々に愛着をもたれ、新しい風景として残っていける建築は、どのようにしたらつくれるだろうか-。
本書は、事務所創設からおよそ10年、地域密着型の建築に対する回答をつかんだ建築家・徳岡昌克が手がけた12作品を厳選した作品集である。徳岡のつくる施工にやさしいディテールから現場の職人と、それを支える専門職の気持ちが伝わる。「田園の建築」は風景を鮮やかに彩る。
■目次
□作品
・福岡 小石原・三輪・田川・碓井
小石原伝統産業会館 1998
めくばーる三輪 1997
田川文化エリア 1991
嘉麻市立碓井琴平文化館 1996
・滋賀 大津・木戸・今津・東近江
大津市木戸市民センター 1999
木戸デイサービスセンター 1995
ビラデスト今津 1994
東近江市愛東けんこう福祉ゾーン 2000
・神戸・夜久野・稲沢
ぼんち神戸工場 1984/1992
神戸市立小磯記念美術館 1992
夜久野ふれあいプラザ 2005
稲沢市荻須記念美術館・アトリエ復元 1983/1996
□文
徳岡さんの作品/内田祥哉
地域に愛される建築をめざして/徳岡昌克
□DATA
歩みつづけるために-あとがきにかえて/徳岡昌克
コンペ・プロポーザル応募戦歴223戦191敗32勝!
ワークショップ 徳岡昌克建築設計研究所 2007
建築データ
編集ノート/石堂威
著者:徳岡昌克
出版社:建築資料研究社
サイズ:250×250
ページ数:177
発行年:2008.05
